あなたのタイヤは大丈夫!?残ミゾの必要性
いきなりですが雨上がりに、スリップした経験のある人はいますか?
10人いたら1・2人ぐらいの確率なんじゃ?と思うぐらい少ないと思いますが、筆者もその少ない確率に当たっています。
今回は筆者の経験をもとに、タイヤの残ミゾを管理する必要性を、知っていただければと思います。
ところで新品タイヤのミゾは何mmあるか、皆さんは知っていますか?
乗用車(pc)は7〜8mmあると言われています。幅があるのはタイヤの銘柄や、製造ライン、メーカーによってまちまちであるからです。一般的に7mmと考えて問題ありません。
ではタイヤの寿命は一体どうでしょう?0mmと考えているあなた!危険ですよ。
車検に通る残ミゾは1.6mmです。
つまり法律が認めるタイヤは、1.6mm以上あるタイヤのみです。1.6mm以下は車検すら通りませんのでご注意を・・・車検は基本的な性能をチェックするだけの検査なので、危険な状態で車に乗っている認識は必要ですね。
なんで筆者がここまで残ミゾに関して騒ぐかと言うと、事故を体験したからです笑
とある県境の高速道路を〇〇◯kmでそうこうしている時に、突然フロントが滑り出しピンボール状態になりました。その日は雨上がりの下り坂で急カーブ、悪条件の3兄弟が揃ってしまいました。
察しのいい読者の皆さんは気づいていらっしゃいますが、「ハイドロプレーニング現象」です。教習所で勉強した現象が、実際に起こってしまったのです。「こんなこと起こんねーよ」って思っていた、若かれし筆者に言ってやりたいもんです。調子乗ってると逝ってしまうぞと。
当時乗っていたistは廃車に追いやられ(親からもらって9ヶ月)、中古でプリウスαを買う羽目になりました。実際に車は逝ってしまいましたね。
話を戻して、残ミゾのの危険性ですが、このような表が横浜ゴムのHPにありました。
表によると残ミゾ4mmあるからって安心は出来ないみたいですね。おそらく赤色コーンをコースに置いて、フルブレーキをすると・・・一般道や高速にはパイロンはありません。実際の制動距離はもっと伸びることが考えられます。
ツルツルのタイヤでガソリンスタンドやディーラーに行くと、店員から「タイヤ・・・」って商談を持ちかけられると思います。そこで変えるかは別として、素直にタイヤに気をつけるタイミングを、教えてくれたと思いましょう。
軽四のメインサイズ155/65R14のアマゾンリンクを張っていますので、タイヤ選びの参考にしてみてください。